
この教会の骨組みはゴチック様式、装飾はルネッサンス式でパリでも最も美しい教会の一つです。ミサやコンサートを通してパイプオルガンと聖歌隊の昔ながらの名声を現在も聞くことが出来ます。19世紀にはベルリオーズとリストがここで彼らの作品の一部を演奏しました。

1214年、聖女アニェスに奉献された小さな礼拝堂がこの地に建てられました。数年後には礼拝堂は聖オスタシュに奉げられることになり、この聖者はもともとローマ軍の将軍でしたが、聖フーベルと同じように鹿の角の間に現われた十字架を見てキリスト教に回心しました。そのため妻や息子ともども迫害される運命になり白熱した青銅の牛像の中に閉じ込められる刑を受けました。内部の小礼拝堂にはルーベンスの初期作品である「エマオの巡礼」があります。